心の声は、聞いて、流して。

時々、生徒さんから悩み事を打ち明けられることがあります。悩み事や愚痴を吐き出したあと、彼らは私に質問します。

 

「ビニ先生。私は会社を辞めたほうが幸せになれると思う?」というふうに。

 

でも……その人にすらわからないことを、第三者である私に答えられるわけがないのです。

 

私が「辞めないほうがいい」あるいは「辞めたほうがいい」と答えたとします。相手が期待していた通りの答えだったら、「やっぱりそう思うよね!」と言うでしょうし、そうでなければ、「うーん、でも、それはどうかなぁ」などという反応を返すことでしょう。

 

その人の中に、すでになんらかの答えがあるから、そういう反応になるのです。私に問いかけた時点で、その人の中で答えは出ているのです。背中を押してもらいたいだけなのです。

 

(辞めたい。辞めるべきだ。いや、でもやっぱり・・・)
いろいろな心の声が聞こえてくるかもしれません。
でも、心の声に囚われないでください。不幸になってしまいます。

 

ちょっと想像してみてください。

 

皆が自分の心の声を聞いて、心に浮かぶ思いのまま、その通りにやってしまったら、日本は安全安心な国ではなくなってしまいますよね。

 

心の声を聞いて、それを全て背負うのではなく、(ああ、「いま」私はそう思っているんだな)と受け止めるだけにしてください。

 

心の声は、聞いて、流して。

 

それが幸せになる方法の一つなのです。

 

yogi vini