一歩、二歩と・・・八支則のヤマ(禁戒)とニヤマ(勧戒)


 

不安や恐怖といった余計な感情が動くと、余計なエネルギー(プラーナ)が使われ、本来の幸せや自分を見つめるエネルギーが足りなくなります。
感情に振り回されないための土台作りとして、八支則には第一段階「ヤマ(してはいけない規則)」と第二段階「ニヤマ(守るべき規則)」があります。

 

心や感情は、思うようにいかないものです。
誰かを好きになり過ぎて、何も手につかなくなったことはありませんか?
誰かのことがすごく嫌いになって、その人のことを考えるだけでイライラしたことはありませんか?
――そうやって感情に振り回されると、結局は自分が疲れ果てることになります。

 

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、こればかりはどうしようもない、と諦めないでください。
【心はコントロールすることができる】のです。

 

心をコントロールするためには、コントロールができると理解する必要があります。そのためには、まず【心の動き(指令)を受け止めないこと】です。
「暴力を振るいたい」「嘘をつきたい」「楽になりたい」といった心の動き(指令)を受け止めないようにするだけで、私たちは心をコントロールすることができます。

 

ヨガの哲学では、心をコントロールして初めて、心の先――向こうにあるものを経験できます。
心の先、心の向こうとは「魂」です。心をコントロールしてやっと、あなた自身の本質、魂が見えてくるのです。
ですから、最初の段階である「ヤマ(禁戒)」と「ニヤマ(勧戒)」はとても大切です。

 

「ヤマ(禁戒)」と「ニヤマ(勧戒)」は、ヨガの修行者だけでなく、一般の人たちが心をコントロールするときにも、とても役に立つものです。
ですから、八支則の考えを是非、日常生活に取り入れてみてくださいね。

 
 

yogi vini